日々のまとめ

色々あって、鬱になったり全てを病気のせいにして逃げたりする、人として終わってしまった真正クズ人間です。

現実に戻る

しばらく実家に帰って色々考えていた。
就職のこととか、今後についてとか。

でもなんだかんだ言って、そんな考えていたことより親の様子を見ていられたのが最も嬉しかった。
この年になると、祖父母が死に始めどうしても親の死期やら認知症やらが気になり始める。
きっと就職したらあまり会いに来ることもできなくなって、寂しい思いをさせてしまうのではないかと思えてしまうので、今回たくさんの時間を共にできたのは本当に嬉しかったし、良かったと思っている。
昔あんなに母親も父親も弟もみんな嫌いだったのに、年を取ると嫌いだった理由も忘れたりどうでも良くなって何も考えず幸せにコミュニケーションをとることができる。
本当にこの2ヶ月は幸せで、現実の辛いことや忘れたいことを全て気にせずにいられた。
親とたくさんいることができて、あのとき言えなかったことや分かり会えなかったことを話すことができて、本当に幸せだった。

しかし私はもう大人になり、自分の生活がある。
現実に戻らなくてはならないタイミングというのはやってくる。
いくら辛くとも、悲しくとも、親が心配であろうと鬱であろうと現実は私を逃がすことはない。

親の元を振り返らずに、私は辛い世界へまた戻る。
母や父を心配させないために、私が人生を為すために、冷たい世界で生きていく他ないのだ。